最近の空気清浄機は多機能かつ多品種。冷暖房機能を持つものから、サーキュレーター機能、加湿機能を持つものまでそのラインアップは豊富です。ご自身やご家庭のライフスタイルに合った最適な製品を選びたいですね。さて、こうした機能の一つとして、「光触媒」を採用した空気清浄機があることをご存じですか？　「よく耳にするけれど、具体的なことは分からない」という方のために、今回は「光触媒」についてわかりやすくお話します。

 

光触媒とは

光触媒とは、紫外線や蛍光灯の光が当たることでつくられる活性酸素が、汚れや細菌・ウイルスなどを除去する作用です。化粧品の原料としても使われている酸化チタンが主な原料とされており、建築物の塗料や窓ガラス、カー用品、医療機器などでも広く使われています。

 

光触媒がもたらす効果

この光触媒ですが、具体的に下記の効果があるとされています。

1. 消臭効果
   光触媒はにおいの原因となる物質を吸着する作用があり、たばこや汗、ペットのにおいなどあらゆるにおいを消臭してくれます。たとえば、新幹線の喫煙ブースにも光触媒を採用した空気清浄機が設置されており、排気システムと一緒に稼働させることで、においが拡散しない快適な空間づくりが行われています。
   
   
2. 抗菌効果
   光触媒は各種ウイルスや菌を除去してくれます。防カビ効果も期待できるため、室内にいやなカビが広がることもありません。壁紙、カーテンといった住宅用資材に光触媒が採用されているのも、こうした理由が挙げられます。
   
   
3. 防汚効果
   アンモニアをはじめとする化学物質の分解・除去にも効果を発揮します。たとえば、タバコによる室内の黄ばみを抑える、のような働きにも光触媒が関与しています。

 

深紫外線LEDと光触媒を組み合わせた日機装の除菌消臭技術 エアロピュアテクノロジー

ここまで光触媒の持つ効果をご紹介しました。光触媒を採用した空気清浄機は、空間除菌に期待が持てることをイメージできたのではないでしょうか。
日機装の空間消臭除菌装置『Aeropure（エアロピュア）』には、この光触媒に、深紫外線LEDを組み合わせた空間除菌消臭技術を採用しています。どのようにして除菌・消臭されるのかを簡単に言うと、装置に取り込んだ空気に含まれる細菌やウイルスを光触媒フィルターでキャッチ。そこに深紫外線を照射し、細菌やウイルスを除去。さらに光触媒の効果でにおいの原因物質やアレル物質も分解。このステップを繰り返すことでお部屋の空気を清浄化します。除菌・消臭のメカニズムのイラストをご覧になると、よりイメージしやすいのではないでしょうか。
光触媒と深紫外線LED、2つの力で空間を除菌・消臭。これが『エアロピュア』の大きな特徴です。

大切な人を守る頼れる味方として、ぜひとも検討したい空気清浄機。選ぶ一つの基準として、「除菌力」「消臭力」にも目を向けてみるとよいかもしれません。