新たな除菌機能を付加価値として、お客様に「安心感」を届けたい

弊社は、アルカリ水自動販売機「water station VARIABLE」とサブスク型給水スポット「IDOVA」に、深紫外線LED水除菌モジュール「PearlAqua Micro™️ Aモデル」を採用しています。
従来の給水器では、不特定多数が利用することで吐水口の衛生管理が課題となり、2次汚染のリスクや衛生面への不安から利用を避ける人も少なくありませんでした。こうした背景の中、日機装製品を導入する決め手となったのは、その高い除菌機能でした。
この製品は、お水が出る直前、出ている間は除菌が可能なうえ、コンパクト設計により限られたスペースにも設置しやすく、スムーズに導入が進みました。さらに、使用していない時間帯にもLEDで定期的に吐水口を除菌し、菌の繁殖を防ぐことで、より安心して利用できる環境を実現しています。

ウォーターサーバーにおける除菌対策の選択肢

弊社の家庭用給水型ウォーターサーバーに、深紫外線LED水除菌モジュール「PearlAqua Micro™️ Aモデル」を採用しています。
ウォーターサーバーの衛生管理を強化するため、お水の出口直前に設置できる除菌モジュールの導入を検討していました。しかし、市場に出回っている除菌モジュールには、大きく分けて3つの課題がありました。まず、①サイズが大きく、ウォーターサーバー内部の限られたスペースに設置することが難しい点。②コスト面が合わず、導入のハードルが高い点。そして、③当社が求める除菌性能を満たせない点です。
これらをすべて解決できるのは、「PearlAqua Micro™️ Aモデル」しかありませんでした。
衛生面の安心感と除菌機能を付加価値として訴求できるため、セールス面でも提案がしやすくなり、導入数の増加につながっています。

深紫外線で実現する清潔なお風呂生活

当社の一般家庭用給湯器のふろ配管に「PearlAqua Micro™️ Cモデル」を採用しています。きれいなお湯をキープする循環運転を実施する際に、深紫外線を照射して除菌。この機能により、湯舟のにおい・にごりを効果的に低減し、入浴回数が増えるにつれて生じる問題を防いでいます。

衛生面での信頼性が向上し、きれいなお湯への徹底したこだわりを、ユーザー様に製品メリットとして訴求ができています。

菌の増殖が抑制されるから、一晩経過後もお湯がきれい

日機装製品を一般家庭用給湯器に導入することで、循環するおふろのお湯を深紫外線で清潔に保つシステムが実現しました。「PearlAqua Micro™️ Cモデル」の深紫外線の効果により、菌の増殖を抑制し、お湯のにごりを低減します。

さらに、残り湯を洗濯に利用する際には、生乾き時のにおいを軽減することができます。当社のモデルケース試験では、菌の増殖抑制効果が確認され、日機装製品の信頼性とその効果が確認されています。
これらの機能を搭載した製品は多くの家庭で好評をいただき、その効果が認識されています。

投薬を必要としない「オーガニック魚」の生産に貢献

「DWM series」の導入により、出荷前水槽の水質を効果的に維持し、魚の身の臭みを軽減することが可能となりました。
このシステムは深紫外線を利用して水を除菌し、菌の増殖を抑制することで水の透明度を保ち、魚の健康状態を改善します。さらに、継続的な水質管理が可能となり、出荷前の魚の品質を保つことができます。導入前と比較して水槽内の水質が向上し、魚の臭みが抑えられた結果、魚の品質が向上し出荷先からの評価も上がりました。

閉鎖循環式養殖に最適な、深紫外線LED水除菌装置「DWM series」

当社の閉鎖循環式陸上養殖設備に「DWM series」を導入し、飼育水の除菌を行っています。
当システムは、従来の養殖システムとは異なり、駐車場1台分の広さから「どこでも・だれでも陸上養殖ができる仕組み」を実現する小型・閉鎖循環式陸上養殖システムで、海洋環境への負荷を低減しながら、低コストで持続可能な海洋資源の生産に貢献するためのソリューションです。
「DWM series」は省エネ・水銀フリーで飼育水を除菌できる、当社のシステムに最適な装置です。

実験に必要な処理流量をクリアした深紫外線LED、日機装のパワーを実感

現場実証において深紫外線LEDでの水処理が求められ、かつ、必要な処理流量を満たせる製品として選ばれたのは「DWM series」でした。

小規模施設では、伝統的な塩素処理が一般的ですが、公衆衛生の確保には限界があります。塩素処理には味や臭いへの懸念、化学物質の補充と適切な保管が必要とされます。そこで、化学物質を使用しない紫外線技術が代替手段として検討され、「DWM series」を利用した小規模給水システムでの深紫外線LED技術が実証されました。

次世代型給水システムにより様々な場所で安定した水の供給を実現

水道が通っていない場所に「PearlAqua Micro™️ Cモデル」を導入し、分散型給水システムを実現しました。このシステムは、浄水場などの大規模集中型給水システムに比べて、設備投資の費用負担が少なく、送配水管路網での水質汚染リスクやエネルギーコストを低減します。また、地産地消や二元給水による災害対策などの特徴があり、海外でも受け入れられています。

温水除菌で工場配管問題を解決

チョコレート製造エリアでは、タンク内でチョコレートが固まらないようにタンクジャケットに温水を流していますが、その配管が菌などによる穴空き問題に直面していました。この問題を解決するために、「DWM series」を用いた除菌システムを導入しました。
このシステムは大量の処理流量に対応し、タンクジャケットに流れる温水を徹底的に除菌します。その結果、配管に穴が空くこともなくなりました。このシステムは、工場の生産効率と衛生管理の向上に大きく貢献しています。

環境に優しい水銀レス技術で原水除菌

飲料の製造において、水質は非常に重要な要素です。味や品質を決定するための最も基本的な要素の一つが水であり、そのため原水の除菌は欠かせません。また、環境負荷の低減を目指して水銀レスの必要性を感じ、「DWM series」の導入を検討しました。
このシステムは水銀を使用せず、処理流量が多く、原水の除菌を効果的に行います。十分な処理流量を確保できることが確認できたため、導入を決定しました。これにより、信頼して利用できる環境に優しいシステムとして評価されています。

飲料水製造ラインの水銀フリー除菌システム

飲料メーカーとして、当社は環境負荷の低減を目指し、水銀フリーの製品導入に取り組みました。飲料水製造ラインのリンス水除菌において、「DWM series」を採用。これにより、水銀灯と同等の除菌性能を維持しながら、環境負荷を大幅に低減することができました。

このシステムは水銀灯のようにON-OFFでの光源劣化がなく、瞬時に立ち上げ可能で、光源寿命も長くなりました。その結果、環境に優しい飲料製造を実現し、品質向上と持続可能な生産プロセスの確立に成功しました。

水質維持と歩留まり向上を両立する「DWM series」の導入

当社は精密部品の製造を行っており、製造ラインでの部品洗浄は重要な工程の一部です。今までは純水を循環させて製造品の洗浄に用いていましたが、繰り返し使用することで水質が劣化し、製品の仕上がりや歩留まりに悪影響がありました。そこで、洗浄水の循環ラインの水質を維持する目的で「DWM series」を導入しました。

その結果水質の維持が可能となり、換水周期が延長され、製品の歩留まりが向上しました。この導入により、製品品質の向上と効率的な生産プロセスを実現しています。

お客様のニーズに応える小型除菌ユニットの実力

当社の『循環式手洗いユニット』MYZ Oasys®に「PearlAqua Micro™️ B・Cモデル」を採用しました。
このユニットは小型でありながら、高い除菌性能を誇ります。手洗いの排水を貯め置くタンクの循環ラインと、手洗い使用時の送水ラインに使用され、完成品の特性上、小型化が求められるという客先の要望にも適合しました。

水道を通すことができない現場でも活躍する同製品で、手洗い環境の衛生管理が大幅に向上しました。お客様からは、「設置が簡単で扱いやすく、除菌効果もしっかりしている」との高評価をいただいています。

小型で頼りになる、日常と非常時に活躍する水質清浄化システム

TOPレスキューRO5は、日常でも非常時でも純水を提供できる製品です。非常時にはプールや池、井戸水などを水源として利用可能で、幅広い場所に対応します。
当社はさらに水質を向上させるため、RO膜処理後の最終除菌を行う小型の「PearlAqua Micro™️ B・Cモデル」を導入しました。このシステムは設置が簡単で扱いやすく、RO膜処理後の水質が大幅に向上し、信頼性の高い水質管理が実現できました。

医療現場で使用されるチラー冷却水の除菌

医療現場で使用されるチラーの冷却水は、化学物質を徐々に含んでしまい、長期間使用すると汚染する可能性がありました。また、交換時には周囲に菌を付着させるリスクがあり、患者の予後に悪影響を与えるため、改善したいと考えていました。そこで小型で高い除菌性能を持つ「PearlAqua Micro™️ B・Cモデル」が、この問題を解決しました。
導入により、冷却水の除菌が実現され、悪臭の防止や医療現場の衛生管理が向上し、高評価を受ける信頼性の高いソリューションとして活躍しています。

環境負荷を低減する信頼の雨水再利用システム

同社の雨水再利用システム「アメリオ」で「DWM series」を採用。
「アメリオ」は、タンク内の雨水を微生物で浄化・維持し、中水として散水やトイレ洗浄水、災害時の非常用水として利用するシステムです。これにより、効果的な雨水再利用が実現され、環境負荷の低減と水資源の有効活用が推進されています。

さらに「DWM series」を使用した除菌により、目標水質である整雨レベルⅣを達成し、信頼性の高い水質を提供しています。この先進的なシステムは、持続可能な未来の実現に大きく貢献しています。

※整雨レベルⅣ：洗面・シャワー・風呂利用できるレベル（国土交通省　雨水の利用の促進に関するガイドライン）